教室の方針

 ここでは、私の目指すピアノ教室についてお話させていただきます。少し長くなってしまいますが、お付き合いください。
 

 今も昔もお子様の習い事で大人気のピアノ。お教室もたくさんお見かけする様になりました。単にピアノ教室と言っても、そこには先生方がそれぞれご自分の信念を持ってレッスンをしていらっしゃるに違いありません。とにかくバリバリ厳しいレッスンを行い、コンクール入賞の生徒さんがたくさんいらっしゃるお教室。クラシックだけの枠にとらわれずお子様が弾きたいと思った曲を弾かせてくれるお教室。など様々です。お教室の幅が広がった分、お子様に合った先生にも出逢いやすくなっているのではないでしょうか。
 

 当教室のレッスン内容や進め方につきましては別の項目に詳しく記載させて頂きましたので、ここでは私の信念についてお話させていただきます。それは、「Yuu Music Houseが大好き」と思ってもらう事です。少し安直に聞こえるかもしれませんが、お子様がピアノを長く続けていける1番の秘訣ではないかと思います。初めはピアノが好きと言う気持ちでお教室に入って下さるでしょう。しかしピアノというのは楽譜が読めるようになっても、すぐに曲を弾けるようになるわけではありません。1曲完成するまでにはコツコツとそれはもう地道に練習するしか方法がないのです。思うように弾けない・・そんな時が必ずやってきます。壁にぶつかってしまった時きっと、ピアノを辞めたくなってしまうでしょう。全て投げ出したくなってしまうでしょう。ピアノを嫌いになってしまうかもしれません。でもそんな時に、このお教室が生徒さんにとって居心地の良い空間であれば、顔を見せに来てくれるはずです。先生とお話したいから行く。そんな理由でも良いと思います。長い長い音楽人生です。少し立ち止まってもお教室に通い続けていればまたピアノに向かえるでしょう。そしてお教室に通うことが楽しいから練習も頑張る!に自然とつながっていけば良いと思います。そのためにも私は生徒さんにとって「近い距離でいる先生」でいたいと思っております。音楽の話はもちろん、学校やお友達の事も何だって自然と話せる、そんな先生である事を心がけております。
 

 しかし、それは単に甘い先生でいると言うことではありません。ここはピアノ教室ですので、やはり第1に考えるべきことはピアノの上達です。お家での練習を怠ってしまったり、先生として、大人としていけないと判断した時は厳しい言葉をかける時もあります。そんな時は親御様とのコミュニケーションも大切にとっていきたいと思っております。
 

 先程もお話しましたが、ピアノというのは地道な努力を要する習い事です。それは習う本人だけではなく、親御様にも言える事ではないかと思います。「お家の練習に自ら向かいません。ピアノが好きではないのでしょうか?」そんなお声をよくいただきますが、好きと練習は決してイコールではないと考えております。好きだからこそ上手くなりたいのに練習が思うように進まない。だから後回しにしてしまうのです。上手く弾けるまでの練習は決して楽しいものではありません。なかなか重い腰が上がらないものです。そんな時は諦めずに声をかけてあげて下さい。お子様のタイミングを見て時には厳しく、時には諭すように優しく声をかけてあげてください。きっと、やるべき事はやる。そんな簡単なようで難しい事が出来るようになっていくはずです。そしてその先にはピアノが弾けるようになるだけではなく、何事にも努力を惜しまずそそげる精神力も蓄えられている事でしょう。生きていく上でとても大切な力ではないでしょうか。

 このお教室に通って下さる生徒さんお一人お一人にとってYuu Music Houseが、かけがえのない場所となってくださいます様、そして皆様が素敵な音楽人生を歩んで行けます様、全力でサポートして参りたいと思っております。

諏訪 優